C隊活動日誌 4月20日もふ

「今からクォーツと一試合してくっけど来てくれるやついるかー?」
エステから戻ったばかりの私は隊内無線から軽い調子の声を受信する。
声の主は赤髪のフレイさん(軽い感じのイケメン)だ。

エステ後の反応はどうだろうと思い私もそれに対して参加の意を伝える。
ちょうどそこにアドニスさん(紳士な感じのイケメン)も加わり、
3人でクォーツドラゴン撃退のクエストに向けてシップから飛び立ったのだった。


「にゃーん」
イケメン二人に挟まれてテンション上がる上がる!
そんなことはなかったが高いところに来てテンションが有頂天の私。
そんな私の無茶振りに快く応えるアドニスさん発した一言「にゃーん」
さすがにダーカーも真剣に相手にされてないことにイラっときたのか
空間が歪み、周囲にダーカイムが展開された。

周囲に散らばったダーカイム処理のために散開し、
一番近いところに向かった私の背後からダガンの爪が装甲を突き破る。
一人に対して大多数で囲むとかひどいんじゃないかなって思ったがそんなことも言ってられない。
なにしろこちらの行動が相手(ダーカー)に対して不快感を与えてしまったゆえの犯行だ。
いくらかの温情もあるだろう。
緊急措置としてのテレポートでキャンプシップに戻された私は、そういくらか自分を戒めながら
再び浮遊大陸に向かうのだった。


キャンプシップにワープさせてもらい体制を整えた頃にはダーカイムのあった場所には
なにか黒いバリバリが展開されていた。
ダーカイム放置による始末書の提出が求められそうだがだまってれば大丈夫だろう。
黒いバリバリは危険そうなのでアドニスさんを犠牲にし状況を判断する。
爽やかな笑顔を残しに進み出た彼を見ながらなにか毒的な状態になったのを確認し私は立ち止まる
多少冷や汗的な物を出している彼の治療にソルアトマイザーを中空に放り投げながら、
バリバリがなくなったのを確認して私も進行を開始した。


「おおいなあ」
フレイさんがちょっとうんざりしたように呟く。
奥に進むにつれて龍族の抵抗がやたら強くなってきた。
どうやら今日は龍族のお祭りとかだったのだろうか。
やたらめったら出てくる龍族。
ダーカイム放置とか悪いことしたなと思いながら撃退することには躊躇はしなかった。
手加減してたらこっちが危ないくらい殺気立ちだった。
命からがら包囲網をようやく奥地へとたどり着いた三人を待ち構えていたのは

やっぱり殺気立ったクォーツさんだった。
いつも以上に苛烈な攻撃を放つクォーツドラゴンに初っ端からたじろぐ私たち。
いつのまにか初期の軽いノリは霧散していた。

「床が気持ちいー」
なんどもう床に突っ伏したかわからないほど叩きのされていた。
角で押しつぶされたり、光の刃に貫かれたり、もういろいろだ。
もう体力回復のためのメイトも持ち込んだ分を使い込んだ頃に、
やっとクォーツさんをお帰りいただくように武力での交渉がまとめることが出来た。

「おっつかっれさん♪」
「ハッハッハ、激闘だった!」
「楽勝だったね!」
三者三様にお互いを労いながら、もうちょっと鍛えないとなと決意した。
そのくらい寝転がった戦いだった。


そいえばダーカイムってなんだろー?本部は現場への情報開示をもっとするべきです!
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  • 最終更新:2013-04-21 23:03:44

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